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 ささやかな毎日。

血管腫騒動

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10月18日のウィルの誕生日、もうひとつの区切りというのは、ウィルの抜糸だった。

ことは10月10日、小山田緑地で遊んだ日にさかのぼる。丘の上でお昼を食べ終わり、ウィルをなでながらくつろいでいた時、ウィルの左の耳たぶで隠れている首筋に、1センチくらいの毛束を見つけた。毛束の中心には何かかたまりがある。最初、よくあるベタベタくっつく草の実とかガクをくっつけいてるのだろうと思い、毛束の中から取ろうとしたら、途中でちぎれ、鮮血がついた。根元はウィルの首筋にも残っていて、「これはまたしてもでっかいダニをつけた!」と思い、小山田緑地帰りに先生に立ち寄ってとってもらうことにした。

その日、獣医さんの待合室でのウィル。
待合室で

順番待ち

先生に診てもらうと、「これはダニじゃないね」。見る間にシェーバーで一帯を剃られて診察の結果、「できものだね。血腫のようなもので、毛束の中は血の塊ですね」と言われ、仰天してしまった。血腫?腫瘍?嫌だ・・・。前々夜にシャンプーした時は手に当たることはなかったのに・・・。治療としては血腫をとって、一応万一を考えて良性か悪性か調べる病理検査に出す方がいいかもしれない、とおっしゃるので、一も二もなく「お願いします」と頼んだ。部分麻酔をして血腫をとり、きず口を3針縫い、検査をお願いして病院を後にする。きず口はウィルが舐められない場所なので、絆創膏のみでエリザベスカラーは免れた。今後の予定。土曜日に一度きず口の様子を診てもらいにいくこと、順調なら抜糸は木曜日頃。検査結果がわかるのは数日後。抜糸までの当面は抗生物質服用。ダニをとってもらう軽い気持ちで病院に行ったのに、思いもかけない展開に、帰り道はどんより。病理検査に出すので診察代も跳ね上がって25000円くらいだった。でもそんなの痛いとか言ってられない。
悪性の可能性は低いとは言われても、検査の結果が出るまで気持ちが宙ぶらりん。それにもし悪性だったら・・・今そんな余計なこと考えても意味ない!と自分の心に折り合いをつけ過ごした。この一件をブログに書くのも検査の結果が判明してからじゃないと書く気になれなかった。

切除の日ぐったりのウィル
切除した日の夜のウィル。おでかけに加え、帰り道で病院でいろいろあって、ほんと疲れたね、ウィル。

きず口の回復は順調。土曜の診察後はきず口を覆ってあった絆創膏も外してOKだった。

週が明けて月曜日の夜、先生から電話をもらった。検査の結果は「血管腫」という良性の腫瘍だった。ともかく良性で安堵したけれど、良性でも腫瘍という言葉はなんか心に引っかかる。詳しいことは木曜日(ウィルの誕生日の日)に予定してる抜糸の時に、ということで電話を切った。

抜糸の日
そして木曜日、ウィルの誕生日。夜、抜糸に行った。先生は私の目の前でピンセットで糸を取り除いてくれた。きず口はとてもきれいにくっついていて、痕もすでに薄くなっていた。剃られた毛もだいぶ生えてきた。その後、検査機関からの報告書類を見ながら再度検査結果についての説明。ウィルのできものは良性の腫瘍の一つ、「血管腫」とのこと。血管腫とは「細い血管が無数に絡み合ってできた腫瘍状の塊で、ちょうどスポンジのような構造で血液を多く含む」ものだそうで、悪性型のものはもう少し皮膚の深い部分にできる血管肉腫となる。ウィルのものは、皮膚の表面のみで深部への浸潤はなく、腫瘍の境界がはっきりしているので、切除すれば心配はないとのこと。また、今後多発する傾向は少ないとのこと。腫瘍の出来やすい体質なのかな、と凹んでいたけれど、少しほっとした。検査してよかった。

晩年までほとんど病気と縁がなかった三太に比べ、ウィルはちょこちょこと心配させてくれる。我が家に来てすぐのさんぽ中に、リードつけずにガレージからいきなり飛び出してきたダルメシアンに首を咬みつかれて縫う怪我、左眼のぶどう膜炎、そして今回の血管腫、暑い時期悩まされるカイカイ。どれも大事に至らないのは幸いだけれど。本当に悪いものでなくてよかった。ほんと、もうただそれだけ。

今は剃られた毛も伸びてきて、傷口はもう痕もわからない。ほんとよかったね、ウィル。

カラーをつけたウィル(縦)
(上の写真は我が家に来て4日目、ダルメシアンに咬まれて縫い、エリザベスカラーをしたウィル)
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12 Comments

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マリンママ

No title

あらら、大変でしたねウィル君(><)
でも、良性で良かったです。

うちも耳を咬まれて、血が止まらなかったり、
1年半前には脂肪腫の手術で15㎝位わき腹を切ったりと
何かと心配させられてます(^^;)

飼ってない方には、そんなことで病院に行くの?なんて
言われた事もあったりしたけれど、人間と違って痛くても
話せないから、こちらが気付いてあげないとですよね。

ウィル君お大事に。

greenbeagle

No title

ウィル君の、パパさんの腕の中で寝ているお顔が、安心しきって見えます。

大変な一日だったけど、この腕で寝られるのが幸せなんだ。

って言っているような…。

少しショックでしたが、でも結果が悪いものではないとの事で、本当に良かったです。

ウィル君、いろんな事があるけど、パパとママがついているよ。
これからも、元気に楽しく過ごしていこうね♪

  • 2012/10/24 (Wed) 22:15
  • REPLY

姫はは

No title

そっか。。区切りってそーいうことだったんだ。。
読んでて、ぽんすけさんの気持ちが痛いくらいにわかった気がする。。
検査結果を待つ間って、ほんと針のむしろ状態だよね。
でも、大事なくて、ほんと良かったぁ~。

腫瘍って聞くとなんとも言えない、胸の奥の方が重くなるよーな、
ほんと戸惑いと不安と心配といろんなもんが一気にきちゃう感じだと思う。

腫瘍っていうのは日頃撫でてたら気づきやすいっていうよね。
うちのお嬢さんもいつも撫で回してるからなんかあったら気付くかなぁ。。

なんか文章まとまらないけど、とにかく、大事なくてよかった!

  • 2012/10/25 (Thu) 08:54
  • REPLY

kero

No title

そういう腫瘍もあるんだねえ。大事にならなくて本当によかったね!
こういうときの犬仲間・・・みなさんからいろいろ聞いて、耳年増になりつつ、
いざというときの対処や、心構え、勉強にさせていただくよ。
なにごともないに越したことはないけれど、ね!!

ウィルくんの、エリザベスカラー姿、やっぱりちょっとおこちゃまな気配(笑)カワイイ。

ぽんすけ

●マリンママさん●

ありがとうございます。
ほんと、ほっとしました。
ビーグルって丈夫っていうけど、話を聞くと、結構みんな色々な経験をしてるんですよね。
そうですか。マリンちゃんも脂肪腫を。大変でしたね。
ご家族はさぞかし心配されたことと思います。
近所のわんこ仲間が最近やはり脂肪腫の摘出手術をしました。
全身麻酔でママもパパもとっても心配していました(お金もウィルの10倍かかってました)。
わんこも人間と同じ、家族ですもん。
だから、心配なことは放置できないし、できることはしてあげたいと思うのがわんこ飼い皆の気持ちですよね。

ぽんすけ

●greenbeagleさん●

ありがとうございます。
あの日は快晴、のち、どしゃ降り、みたいに急降下の一日でした。
でっかいウィルがちっちゃく見えちゃって。
生きていけば、年を重ねていけば、これからもきっともっともっと色々ありますよね。
防げることは防いで、なっちゃったものはなっちゃったものだから明るく闘う!っていう方針で行こうと思います!
そうそう、あったかい家族も、励ましてくれる仲間もいます!
心強いです!

ぽんすけ

●姫ははさん●

ありがとうございます。
検査の結果が出るまでは今考えても意味ないこと、余計なことは考えないようにしてました。
(こういう考え方のトレーニング、ここんとこ、色々重ねました・笑)。
ほんと、よかったです。
そうなの、先生からも「腫瘍は腫瘍なんだけどね」って言われて、気持ちが塞いだのでした。
でも、一難、また切り抜けて、ウィル、がんばった!!
わんこは何か変なものができても「ここになんかおできができたよ」とかって言えないから、私たちが気付いてあげねばね。
ほんと、普段のスキンシップや観察って一番大事だと思う。
姫ちゃんのこと、これからもぐりぐり撫で回してやってね!!

ぽんすけ

●keroさん●

ありがとう。
誕生日なのに色々あって、良性でほんとほっとしたよ~。
ほんとうよ、何より元気が一番。
でも何かあっても愛情は揺らがない、どころか強くなる!!
何があっても明るく闘うぞ~って改めて思ったよ。

よくぞ気付いてくれました、今よりきゃしゃで幼げだよね。

ルナール父

No title

ウィル君、血管腫だったんですね。
経過も良くて良かったですね。

我が家のルナールにも、直径1cm弱位のイボみたいのがあって、ずっと経過を診てもらってます。

でも、ウィル君、局所麻酔で処置できたなんてスゴイ!

ルナールは、獣医の先生に、
「暴れるから、切除が必要になったら全身麻酔じゃないとダメだねぇ!」っていわれてます・・・

ぽんすけ

●ルナール父さん●

ご心配おかけしました。
ルナールくんのイボみたいの、先生に定期的に経過観察してもらっていればとりあえず安心ですね。
言葉が話せない犬の症状はやっぱり気になりますね・・・。
これからもお大事にしてくださいね。
ウィルの局所麻酔、私の目の前で(私がウィルをおさえる役目)手術箇所に注射しました。
先生が「これはちょっとしみるかもしれないけど、がんばって」と言っただけあって、いつものワクチン注射などの注射はピクリともしないウィルが、少し嫌がる様子はあったけど、難なくさせてくれました。
ウィルが来て間もなくは、診察台でウィルを押さえた私に噛み付いたこともあったし、先生も「ダルメシアンに咬まれた時から比べるとほんとに変わったね」と言っていました。
あの頃はウィルがどうしたらわかってくれるのかと悶々としましたが、先のことは本当にわからないものです。

ピースケ

No title

こんにちは。すっかり出遅れてすみません><

ウィルくん、御誕生日おめでとうございました。

血管腫なんともなくて、本当に良かったですね><

でも、結果良性ってことで、ホッとしました。

わんこは、痛いとか言わないだけに心配になりますよね???

でも、大事に至らなくて本当によかった~!!

また、お時間会う時は、是非ウィルくんとお会いしたいです^^

  • 2012/10/31 (Wed) 15:40
  • REPLY

ぽんすけ

●ピースケさん●

どうもありがとうございます。
心配しましたが、良性で本当に本当にほっとしました~。
5歳、まだまだ元気でいてもらわなきゃ!
何かあっても早く気付いてあげたいですよね。
スキンシップ!これが多分一番大事!
ピースケさんところも、早期発見、大丈夫ですね(^^)
ほんと、またワン連れで遊びたいですね!!