FC2ブログ

 ささやかな毎日。

ピアノリサイタルと旧交を温めた夜

2
友達から「友人のお姉さんのピアノリサイタル、興味があればいかが?」という誘いをもらいました。

德川眞弓 ピアノ・リサイタル with C.W.ニコル
2012.07.17 19:00 東京文化会館 小ホール

モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第13番 変ロ長調 Kv.333
ショパン:スケルツォ 第2番 変ロ短調 作品31
ショパン:練習曲 ホ長調 作品10-3「別れの曲」
ショパン:ポロネーズ 第6番 変イ長調 作品53「英雄ポロネーズ」

 ・・・・・休憩・・・・・

ドビュッシー:子供の領分
 1.グラドゥス・アド・パルナッスム博士
 2.象の子守唄
 3.人形へのセレナード
 4.雪は踊っている
 5.小さな羊飼い
 6.ゴリウォークのケークウォーク
ドビュッシー:沈める寺(前奏曲集第1巻から)
ドビュッシー:喜びの島

アンコール
 グルダのアリア
 
第1部は、ピアノ・ソロ。最初の曲、モーツァルトのピアノソナタは私にとっては懐かしい曲でした。その昔、第1楽章をピアノ発表会で弾いていたのでした(何しろ、「別れの曲」とか覚えやすい副題がついていればいざ知らず、このタイトル見ただけじゃ思い出せない・笑)。それ以来30数年ぶりくらいにふいに耳に入ってきたメロディー。前日の高校のブラバンで吹いた曲同様、遠い記憶の彼方から、突然心に飛び込んで蘇るメロディーでした。「別れの曲」も、ピアノをやめる直前に弾いた曲。他の2曲もピアノをやっていた人、ショパン好きなら、おなじみの曲。
 德川さんのピアノは抑制がきいていて、心にそっと寄り添うような優しくあたたかな音色。実直で温和な方なのだろうな、とお人柄がしのばれました。
 休憩を挟んで第二部、ドビュッシーが愛娘のために作ったという「子供の領分」を、德川さんのピアノに加え、德川さんの依頼を受けて谷川俊太郎さんがこのリサイタルのために書下ろした詩、それをC.W.ニコルさんが朗読するというとても特別な演出。谷川さんが、それぞれの曲からインスピレーションを受けて作った詩は、どれもこれも、色彩あふれるとてもかわいらしい詩。まるで絵本を読んでいるような。それを大きなからだのニコルさんが、茶目っ気たっぷりに朗読する。そして、第一部の印象とは違う、德川さんのエスプリのきいたピアノ。ドビュッシーと德川さんと、谷川さんとニコルさんと。アロマオイルをシングルで使うのもいいけれど、異なる種類の精油を組み合わせてブレンドした方が、より効力や魅力のあるオイルになるように。期待以上に、素敵な企画でした。それはそれは、甘く穏やかな幸せに満ちた時間でした。
 アンコールでは、德川さんのグルダのアリアに続き、「HAPPY BIRTHDAY」のピアノにのって、ニコルさんが再登場。実はこの日はニコルさんの72歳のお誕生日だったのでした。そして、そんなニコルさんから「All through the night」の歌の贈り物。優しい歌声は会場の皆をあたたかく包んでくれました。
ピアノリサイタルパンフレット
パンフレットもとっておきたくなるような、美しいものでした。子供のイラストは、故・佐野洋子さんの絵本から(佐野さんは、谷川さんの元奥さんです)。

このリサイタルには、誘ってくれた友人とではなく(彼女は德川さんの妹さんと共通のお仲間と連れ立ってだったので)、私は別の友人を誘って一緒に行きました。高校時代のブラバン仲間(前日のOBコンサートにはこられなかった)で、趣味で朗読もしている彼女、コンサートをとても楽しんでました。彼女と会うのは7~8年ぶり。旧交を温めることができました!懐かしい再会で、アフターコンサートはおしゃべりに花が咲きました。彼女はトロンボーン、私はフルート。「今までこんなに話したことあったっけ??」と笑いながら(笑)。帰ったら、ダンナはすでにウィルと一緒に寝てました(笑)。とてもとても楽しい夜でした。
スポンサーサイト



2 Comments

There are no comments yet.

ゆみこ

楽しい時間でした(^^)
伝えようとする音、伝わる思い…とても心に響くひと時でした。
事故の後、初めてのコンサート(^^)
やはり音楽って素敵♪
そして、そこで得た仲間も(^^)素敵だぁ~と改めて思いました。
出会って30年w(゜o゜)wたっても、ぽんすけさんは変わらずぽんすけさんです。
ありがとう(^^)
久々のおしゃべりも楽しかったね。
またぜひ(^^)

  • 2012/07/20 (Fri) 13:53
  • REPLY

ぽんすけ

●ゆみこへ●

楽しい夜をご一緒できて、よかった~!!
「ああ、変わらないゆみこだ~!!」とすごく嬉しくなりました(*´▽`*)
でも、あの時会って「これが事故後初めて」ということやその間のいきさつを聞いて、ゆみこにとってこのリサイタルはとても大きな意味があったのだ、と誘いに応じてくれたことの重みを感じました。
コンサート復帰第一弾としては、とてもふさわしい優しいピアノと朗読で、よかった!!
出会って30年って、恐ろしいわ~(笑)。
あのままなんかいくらでも話が続きそうだったから(笑)、また機会を作ろうね!!
go slowで参りましょう~!!