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ピアノリサイタルと旧交を温めた夜

2012/07/19
友達から「友人のお姉さんのピアノリサイタル、興味があればいかが?」という誘いをもらいました。

德川眞弓 ピアノ・リサイタル with C.W.ニコル
2012.07.17 19:00 東京文化会館 小ホール

モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第13番 変ロ長調 Kv.333
ショパン:スケルツォ 第2番 変ロ短調 作品31
ショパン:練習曲 ホ長調 作品10-3「別れの曲」
ショパン:ポロネーズ 第6番 変イ長調 作品53「英雄ポロネーズ」

 ・・・・・休憩・・・・・

ドビュッシー:子供の領分
 1.グラドゥス・アド・パルナッスム博士
 2.象の子守唄
 3.人形へのセレナード
 4.雪は踊っている
 5.小さな羊飼い
 6.ゴリウォークのケークウォーク
ドビュッシー:沈める寺(前奏曲集第1巻から)
ドビュッシー:喜びの島

アンコール
 グルダのアリア
 
第1部は、ピアノ・ソロ。最初の曲、モーツァルトのピアノソナタは私にとっては懐かしい曲でした。その昔、第1楽章をピアノ発表会で弾いていたのでした(何しろ、「別れの曲」とか覚えやすい副題がついていればいざ知らず、このタイトル見ただけじゃ思い出せない・笑)。それ以来30数年ぶりくらいにふいに耳に入ってきたメロディー。前日の高校のブラバンで吹いた曲同様、遠い記憶の彼方から、突然心に飛び込んで蘇るメロディーでした。「別れの曲」も、ピアノをやめる直前に弾いた曲。他の2曲もピアノをやっていた人、ショパン好きなら、おなじみの曲。
 德川さんのピアノは抑制がきいていて、心にそっと寄り添うような優しくあたたかな音色。実直で温和な方なのだろうな、とお人柄がしのばれました。
 休憩を挟んで第二部、ドビュッシーが愛娘のために作ったという「子供の領分」を、德川さんのピアノに加え、德川さんの依頼を受けて谷川俊太郎さんがこのリサイタルのために書下ろした詩、それをC.W.ニコルさんが朗読するというとても特別な演出。谷川さんが、それぞれの曲からインスピレーションを受けて作った詩は、どれもこれも、色彩あふれるとてもかわいらしい詩。まるで絵本を読んでいるような。それを大きなからだのニコルさんが、茶目っ気たっぷりに朗読する。そして、第一部の印象とは違う、德川さんのエスプリのきいたピアノ。ドビュッシーと德川さんと、谷川さんとニコルさんと。アロマオイルをシングルで使うのもいいけれど、異なる種類の精油を組み合わせてブレンドした方が、より効力や魅力のあるオイルになるように。期待以上に、素敵な企画でした。それはそれは、甘く穏やかな幸せに満ちた時間でした。
 アンコールでは、德川さんのグルダのアリアに続き、「HAPPY BIRTHDAY」のピアノにのって、ニコルさんが再登場。実はこの日はニコルさんの72歳のお誕生日だったのでした。そして、そんなニコルさんから「All through the night」の歌の贈り物。優しい歌声は会場の皆をあたたかく包んでくれました。
ピアノリサイタルパンフレット
パンフレットもとっておきたくなるような、美しいものでした。子供のイラストは、故・佐野洋子さんの絵本から(佐野さんは、谷川さんの元奥さんです)。

このリサイタルには、誘ってくれた友人とではなく(彼女は德川さんの妹さんと共通のお仲間と連れ立ってだったので)、私は別の友人を誘って一緒に行きました。高校時代のブラバン仲間(前日のOBコンサートにはこられなかった)で、趣味で朗読もしている彼女、コンサートをとても楽しんでました。彼女と会うのは7~8年ぶり。旧交を温めることができました!懐かしい再会で、アフターコンサートはおしゃべりに花が咲きました。彼女はトロンボーン、私はフルート。「今までこんなに話したことあったっけ??」と笑いながら(笑)。帰ったら、ダンナはすでにウィルと一緒に寝てました(笑)。とてもとても楽しい夜でした。
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むしの会演奏会に行く・梅雨明け

2012/07/17
高校時代のブラバンのOB会「むしの会」の演奏会に、今年も聴きに行くことができた(昨日)。私の代は演奏者としてただ一人、クラリネットの友人が参加している。仕事をかかえながら、休みの日に半年間、練習を積んできた。本当に素敵だと思う。

第一部
・ロサンゼルスオリンピック ファンファーレとテーマ 作曲:J.ウィリアムズ/編曲:小長谷宗一
・イギリス民謡組曲 作曲:R.ヴォーン・ウィリアムズ

第二部(都立豊多摩高等学校吹奏楽部演奏=つまり現役高校生)
 8月に行われる吹奏楽コンクールの課題曲と自由曲。
・行進曲「希望の空」 作曲:和田信
・ブルックシャー組曲 作曲:J.バーンズ

第三部
・ラピュタ~キャッスル・イン・ザ・スカイ~ 作曲:久石譲/編曲:森田一浩
・フィール・ソー・グッド 作曲:C.マンジョーネ/編曲:久石譲
・マンボ・メドレー(マンボ!マンボ!マンボ!) 編曲:鍵和田道男
・キャラバンの到着 作曲M.ルグラン/編曲:福田洋介
第28回演奏会第三部
仕事がギリギリまであって遅れるかと思ったが、開演ブザーが鳴っているところに駆け込んで、最初から聴くことができた。聴けてよかった。最初のロサンゼルスオリンピックのファンファーレで、一気に高校時代へと引き戻された。高校三年の夏、試験勉強そっちのけでオリンピック、見てたなあ。そして、二曲目、イギリス民謡組曲!現役の時演奏して以来、聴いた。遠い記憶の中からするすると引き出される愛着のあるメロディー。そうそう、そうだった!!このメロディー!このフレーズ!自然とカラダがリズムをとる。懐かしすぎて、思わず落涙。
 第二部の高校の現役部員の演奏。うまい。私たちの現役時代よりはるかに進歩している。一ヵ月後のコンクールに向けて、彼らの熱い夏が続く。
 第三部はポップスステージ。ラスト、車のCMでおなじみ「キャラバンの到着」が特にかっこよかった(編曲したのは、作曲・編曲家になったOB)。
 アンコールは楽器を置いて、会場の皆も一緒にうちの学校が誇る校歌をアカペラで歌った。続いて、定番「星条旗よ、永遠なれ」。
 うちのブラバンから音楽の道に進んだ人は意外に多く、今回のむしの会も、海外のオケで活躍している先輩から、去年高校を卒業した後輩まで、レベルも年齢も様々な人たちが、「音楽が好き。演奏が好き」という気持ちでひとつにつながっているところが素晴らしいと思う。「演奏を思い切り楽しんでやるぞ!」という彼らの気持ちが大きなエネルギーになって客席に届く。だから、毎度毎度、聴いた後は私も元気をもらっている。
 会場では久しぶりの同期、先輩、後輩と再会できて、すごく楽しかった。途中会わない長いブランクがあっても、「お~、久しぶり~元気だった?!!」とあの頃に戻れる、いや、正確に言えば、あの頃に戻るのではなく、それぞれが様々な人生を積んできた後の今だから、友との再会は若い頃より優しくて豊潤なものであるような気がする今日この頃です。

そして・・・今朝のあささんコースで、今年初めてセミの声を聞いた(正確に言うと、セミの声はすでに聞いているから、さんぽコースで聞くのが初めてということです)。梅雨が明けた。夏、本番です!!しかし、この暑さは危険だ!!皆様、ご自愛ください。
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チェロ・リサイタルで完全燃焼

2012/06/23
昨日の夜は、N響チェロ・フォアシュピーラーの桑田歩さんのチェロ・リサイタルに行ってきた(青山・アリストホール)。

チェロ:桑田歩
ピアノ:柘植涼子

<プログラム>
シューマン:幻想小曲集 作品73
      1.優しげに、表情をこめて
      2.いきいきと、軽やかに
      3.急速に、情熱を燃やして

バッハ:無伴奏チェロ組曲 第5番 ハ短調 BWV1011
    1.プレリュード 2.アルマンド 3.クーラント 4.サラバンド
    5.ガヴォットⅠ&Ⅱ 6.ジーグ

休憩

ショスターコヴィッチ:チェロソナタ ニ短調 作品40
    1.アレグロ・ノン・トロッポ 2.アレグロ 3.ラルゴ 4.アレグロ

ショパン:序奏と華麗なポロネーズ 作品3

アンコール
ドヴォルザーク:「森の静けさ」
サン=サーンス:「白鳥」

全曲、びっちり「ど真ん中!」の曲だけ!!なんと充実した、チェロ・リサイタル。最高のセレクション、パフォーマンス!!繊細さと爆発するような情熱とが混在するシューマンから始まり、思索の海に深く潜る神がかり的なバッハ無伴奏チェロ組曲5番、バッハ「哲学」のひと時から一転「身体表現しよう!」と外へ外へと溢れるようなショスタコーヴィッチ、華麗で優雅なショパンの調べに酔いしれ、そして、アンコールまで大好きな「森の静けさ」と「白鳥」(涙)。桑田さんの熱演、心の奥深くまで響き渡りました。あ~、聴くだけなのに、完全燃焼!!燃えカスとなりました~!!
アリスト・ホールは総席数100程度の小さなホール。演奏者との距離の近さ、親密さが堪能できます。すごかった~!!

アフター・コンサートはタイ人コックさんが作る本格タイ料理。辛さレベル★三つ(★三つが最高)の料理をドコドコ頼む怖いもの知らず(一応、タイ人の店員さんに「とっても辛い?」って聞いたら「辛いです」と答えてくれたけれど、エイヤ~と頼んでしまった)。生春巻、トムヤムクン、パパイヤのサラダ、魚のすり身の揚げ物、ガバオライス。パパイヤのサラダは激辛だった!でも、あとは恐るるに足りず?「カッラ~イ!!」とヒーハーしながら、ビールがすすむ、楽しい夜となりました。
ずいぶん前に行く約束していて、「まだまだ先だ」と思っているうち、いつもあっという間にその日がやって来る・・・なんちゅう早さで日々は飛んでいっているのだろう・・・。コワイ・・・。しかし、は~、幸せだった~。ご一緒してくれた友達、どうもありがとう!!
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海風が吹いてくる

2012/05/19
普段FMをよく聴いている人なら、最近ビーチ・ボーイズの新曲を耳にしているはず。結成50周年とは思えないまるで色あせない歌声と、「This is THE BEACH BOYS!!」という曲調。



村上春樹の小説やエッセイにしばしば登場していたビーチ・ボーイズ(&ビールね!)。ご多分にもれず、すっかり影響されて聴きました。うちにあるCDは安いベスト盤だけど。カセットに録音して、ドライブミュージックにして、「目を閉じればここはウェストコースト」気分でゴキゲンになった若く青いワタシたちでした(笑)。
「fun,fun,fun」は中でも一番好きだった曲。自分と真反対、悩みとは無縁のノーテンキな突き抜け方がまぶしかった~!
 


昨日の夕刊の原由子のコラムに「33年前の来日公演でサザンが前座をつとめた」とあって、びっくり。懐かしくなって、久しぶりにCDを引っ張り出して聴き直してます。今年8月にはそれ以来の来日公演があるそうです。どえらくかっこいいジイサンたちのステージを観たい、聴きたい!
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ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2012~小曽根&児玉ハルサイに興奮!!

2012/05/04
東京国際フォーラム
ここ数年、私のGW唯一の恒例行事となっているラ・フォル・ジュルネに、今年も昨日行ってきた。年々仕事で日中は出にくくなっているので、夜の公演に絞り、数あるコンサートの中から「これは絶対聴きたい!」と即決した1公演のみ先行抽選に応募して、ラッキーにも当たった。その唯一のコンサートは小曽根真と児玉桃による「春の祭典」。オーケストラではなじみの曲、ピアノデュオによる演奏を私は初めて聴いた。

予想をはるかに超える興奮と感動。これは聴かないとわからない!!オーケストラの演奏より面白かったと言ったらいけないかな。いや、本当に。オーケストラの弦楽器・管楽器・打楽器の多彩な表現を一挙にまとめちゃうピアノという楽器のすごさ。小曽根くんが弾くと、ところどころジャズのようにも聴こえる。実際あっちこっち小曽根流になっていたようだけど、これまで考えもしなかったけどもともとジャズの要素もある曲なのだ。全身全霊をかけて演奏するということはこういうことと思う。お二人の人格まで伝わる、迫真の演奏だった。ハルサイで泣くとは思わなかったよ。割れんばかりの盛大な拍手は鳴り止まず、聴いていた人は皆、同じように雷に打たれたように感動していたようです。このコンサートを聴けたことを本当に幸運に思った。最高!!鳴り止まぬ拍手にアンコールは、小曽根真作曲「REBORN」。じんと来ました。

コンサートの後、興奮冷めやらぬまま、CDを買い、サイン会でサインしてもらい、握手してもらった~(涙)。この展開、まるで予想してなかったよ~(笑)。ラジオでおなじみのあの声で、ほんとに気さくで笑顔で話しかけてくれた~。
サイン会

サインいただきました!!

東京国際フォーラムは音楽とおいしいものがいっぱい。
ネオ屋台村

ロティサリーチキンの屋台

本日の夕飯
私の夕飯はハイネケンにローストチキン&ローストポテトにハーブライス。外側カリっ中ホロホロのチキン、おいしかった~。ごっつぁんです。

地上キオスクステージコンサート

21:30からの展示ホールキオスクコンサート(タダだけど、ここだけコンサートのチケットを提示しないと入れないエリア)でレ・コパン・ブラス・クインテットの演奏を聴いて〆。
ブラス・クインテット
 リムスキー=コルサコフ:歌劇「ムラダ」より「貴族の行進」
 チャイコフスキー:バレエ組曲「くるみ割り人形」セレクション
 ショスタコーヴィチ:バレエ「ボルト」より「風刺的舞曲」
 チャイコフスキー:戴冠式祝典行進曲
キラキラとした戴冠式のイメージが湧きましたよ~。

コンサートのはしごで音楽三昧、屋台村で思い思いのフードやドリンクを楽しみながら、会場を流れる音楽で憩う、余裕があれば当日券をゲットする。夜遅くまで色々な楽しみ方ができます。今日、明日とまだまだ続いてます。是非皆さんも楽しんでください!!

あ~、楽しかった!!音楽ってやっぱりいいです!!
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